ストーリー
ここのところ、【冒頭論】と題し物語序盤に気を付けるべきポイントに言及しています。一口に「冒頭」と言っても意味が広いんですが、それはまぁ置いておいて。 今回は、冒頭中の冒頭です。1ページ目、あるいは1行目の話です。「1行目から仕掛けていこう」…
「読ませ所を先に読ませよう」と言われても、具体的になにをすればいいのか分からない……、という悩みには、とりあえず「スタンダードバトルを魅せましょう」と答えます。 まず基準となるバトルの様子を簡単にでもいいので魅せることで、キャラや設定も同時に…
小説には、「読ませ所」ともでも言うべき場面があります。 恋愛なら、ヒロインとの関係性など。コメディなら、キャラ同士の軽妙な掛け合いなど。バトルものなら、戦闘シーンなど。ファンタジーなら、素敵な世界観など。 作者として「これを書きたかった! こ…
ラノベの醍醐味のひとつ、バトル。 手に汗握るバトル。炎が燃えて風が舞い、鳴き声轟くあのバトル! バトルを描ける作家は強いぞ! ラノベ書きたるもの一度は熱い戦闘を描き上げたいものですが、その際、ほんの少ぅしだけ気を付けるだけでも大きく差が出るポ…
マシュマロをいただきましたー! このブログでは二回目の質問回答に参ります。さっそくドン。 連載小説はヒダマルの専門とは言えないので、ずばり核心を突いた答えが出せるかどうかは分かりません。連載形式で書いたことがないですし。 しかしプロットの重要…
来ました。 やってきました、この問題。 「エンターテイメントにおける、男性向け・女性向けの差異とは?」 この問いは、真剣に突き詰めればどこまでも深く・そして広くなっていくので、まとめるのが困難です。ジェンダーや遺伝子的性差にも言及せざるを得な…
以前、「物語の解決方法」として三つの考え方を例に挙げました。 【1、能ある鷹は爪を隠す】 【2、三枚のお札】 【3、笠地蔵】 これらはもちろん「主人公サイドから見た解決方法」で、悪役にとっては都合の悪い展開です。 悪役には悪役の目的・理念があり…
小説書きは世に多けれど、自作を完結させた経験のある人はどのくらい絞られるでしょうか。 web小説が完結しないまま更新されないことを「エタる」(エターナル)などと呼びますし、ヒダマルが想像しているよりも多いのではないかという印象です。 趣味で書い…
ストーリー展開において、問題を解決するために使用できる3つの考え方。今回はそのラスト、「笠地蔵」を紹介します。 その1は「能ある鷹は爪を隠す」、その2は「三枚のお札」でした。シリーズで読むと、展開の幅が広がると思います。 ストーリーで使える…
シリーズで解説する「解決方法」に関するヒント。 1「能ある鷹は爪を隠す」2「三枚のお札」3「笠地蔵」 とあるのですが、今回はその2「三枚のお札」を取り上げます。 前回はこちら↓ ストーリーで使える、3つの解決方法! 【1、能ある鷹は爪を隠す】 - …
物語のクライマックスでは、作中最大の問題が立ちはだかり、主人公たちを苦しめます。 ファンタジーならバトル、ミステリーなら謎解き、学園ものならヒロインとの関係が修復される、といったところでしょうか。 物語の前提はそれまでに十分語られているはず…
前回の「超簡単なストーリーの作り方」では、「誰が」「何をした」を基にした、単純なストーリーの作り方を紹介しました。 「誰が」「何をした」という文章を思いつくだけ挙げて、それを繋げていく方法です。ヒダマルが例として、簡単なストーリーを作りまし…
ライトノベル、つまり小説には、ストーリーが欠かせません。 「キャラクター」も同じくらい大切ではありますが、まずはストーリー作りに慣れていきましょう。 ということで、今回は「超簡単なストーリーの作り方」を紹介します。 お話作りの経験が一切ない方…