ヒダマルのラノベ講座。

ヒダマルが考える、ライトノベルの作り方。来たれ小説書き。

エタらないためのプロットとは? 【マシュマロ回答】

 

 マシュマロをいただきましたー!

 このブログでは二回目の質問回答に参ります。さっそくドン。

 

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 連載小説はヒダマルの専門とは言えないので、ずばり核心を突いた答えが出せるかどうかは分かりません。連載形式で書いたことがないですし。

 しかしプロットの重要性は理解できるので、そこから想像する「連載小説用のプロット」なら語れると思います。どうでしょう分かりません。

 

 

完結の必要性。

 前情報を確認しておくと、「エタりまくっている」の「エタる」とは「エターナル」を動詞にした言葉、つまり「完結せずに放置されている」の意です。

 質問者さんは、完結しない小説を数多く書いているため、それに悩んでいるということですね。

 

 作品を完結させないデメリットは以前ご紹介しましたが、読者としても、これは嬉しいことではないと思います。好きな小説の、応援しているキャラクターの結末が分からないまま永遠に宙ぶらりんになるわけですから。

 

www.hidamarunovel.com

 

 とりあえず言えることは、「物語は完結させてなんぼ」です。

 賞レースのための小説とは趣向が異なると思いますが、経験値を得るためには、終わらせることです。

 

 

エタらないためのプロットとは。

 具体的に、エタりを防ぐためのプロットを想像してみるに……、「着地点が見えているか否か」だと考えます。

 小説を面白くするためのにはそれ以外にも「主人公の目的」「問題」「境遇」「ウォントとニード」「能力」「価値観」、「世界観」「設定」「インシデント」「ミッドポイント」、数々の要素が必要になりますが、こと「エタらない」に焦点を絞るなら、まずはここです。

 

「物語の着地点」。

 つまり、「どうやって終わるのか・どうなったら終わるのか」。作者がこの点さえ理解・想定しておけば、「終わらない」という事態は避けられるはずです。

 

 

 プロットを作らずに書いた経験がないので、想像ですが……。

 おそらく「主人公があっちに行ったりこっちに行ったりして、お話がまとまらない。落としどころが作者にすら分からない。終わる気配がない」なんて事態になり、これなら別の作品を新しく始めた方がいいだろう、そして振り出しに戻る……、のだと思います。

 

 それを避けるには、「着地点」を理解しておくのが重要かと。

 作者がここを理解しておけば(決めておく、ではなく、「理解しておく」の方が真意に近い気がします)、エタることは防げるでしょう。

 

 

『桃太郎』なら「鬼を倒して宝を持ち帰る」。

『浦島太郎』なら「玉手箱を開けてお爺さんになる」。

『アンパンマン』なら「ばいきんまんにアンパンチ」。

『天空の城ラピュタ』なら「ラピュタが崩壊し、大空へ去る二人」。

 

『ハリー・ポッター』シリーズでは、完結するかなり前から、最終巻最終章の原稿だけは既に書かれていたそうです。

「どこに着地するか」をあらかじめ決めていた好例です。

 

『ワンピース』だと、第一話から宣言しています。「ルフィが海賊王になったら終わり」でしょう。あるいは、「次の世代へ帽子を託して」。

 

 物語の途中に何が挟まったとしても、「ここに落とせば終わる」という着地点さえあれば、何はともあれ完結はすると思います。

 

 

まとめ。

結論:未完を防ぐためには、「着地点」を設定しよう。

 

 小説、という存在を極端かつ無味乾燥に言ってしまうと「この文章を最後まで読ませるためだけの文章」なので、「最後(着地点)が決まっていない」という状態は、致命的な欠陥だと思います。少なくとも、初心者にとっては。
(それを言うなら、冒頭も途中もすべて大切なんですが)

 プロットを作らずに書く、というスタイル自体をお勧めしませんが、次はその点についても語ってみようと思います。

 

 ご質問ありがとうございます!

 創作に関して以外にも、マシュマロでの質問を受け付けております。(ココナラでも受けていますが、もちろんそちらの方がより真面目に・オーダーメイドで答えます)

 

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