ヒダマルのラノベ講座。

ヒダマルが考える、ライトノベルの作り方。来たれ小説書き。

主人公を目立たせろ! 【注目の法則】

 

『仲間外れの法則』に続く主人公の目立たせ方、今回は『注目の法則』を解説します。

 だいたい名前の通り、主人公を他キャラたちに注目させることでキャラを立てていく手法なのですが、ちょっとネーミングがダサいですね。外連味がない。

 

 そこは名付けの上手い作家さんに任せるので、それぞれご自由にアレンジされてください。

 

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注目される主人公。

『仲間外れの法則』と同じくらいよく使われる技法、それが『注目の法則』です。周辺のキャラクターを主人公に注目させることで、特別な印象を生む効果があります。

 

 ただ、この注目、生半可なものではいけません。

 いけないことはないものの、最大の効果を出すためには「登場キャラの残らず全員が、主人公の噂をしている」くらいに出力を上げる必要があります。

 

 ここでも登場するのが、『涼宮ハルヒの憂鬱』です。

 伝説的な自己紹介から始まって、最初から最後まで、登場キャラ全員に大注目されている主人公。注目の法則を知りたければ、ハルヒの一巻を読めばOKです。

 

 あるいは、『デスノート』。

「名前を書かれたものは死ぬノート」を使って恐怖政治を敷こうとする主人公「キラ」の正体を暴こうと、ありとあらゆるキャラクターが動いています。キラを応援する人々も含め、「キラ? 知らないしどうでもいいよ」と言うキャラは一人として存在しません。

 

『とある魔術の禁書目録』の当麻とインデックス、『ハリー・ポッター』シリーズのハリーなど、全キャラからの注目を浴びる主人公は、読者の心にも残りやすくなります。

 

 

主人公の注目先は?

 さて、多大なる注目を集める主人公ですが……、当の主人公は、誰に注目するのでしょう?

 その相手こそが、ヒロインであり、ライバルです。

 

 世界を変えられる神様・涼宮ハルヒが選んだ人間であるキョンは、ある意味ハルヒ以上の存在感を発しています。

 こちらも世界を変えようとするキラは、唯一警戒する名探偵「L」の動向を常に気にかけているために、Lはキラに負けないキャラ立ちを確立しています(それだけではないものの)。

 上条当麻とインデックスは互いに全員から注目されるキャラですが、互いが互いを向き合っているために「一蓮托生」という印象を与えます。

 

「注目を集める主人公が注目しているキャラ」は、時に主人公以上の魅力を確立するのです。

 

 

まとめ。

結論:みんなの注目を集めて、主人公を目立たせよう。

 

『仲間外れの法則』『注目の法則』を使いこなせば、主人公が目立たなくて困るという事態を回避できるかもしれません。

 小説を書き始める前に、この二点をチェックしてみるといいでしょう。